知っておきたい!狂犬病のこと③

ここまでは狂犬病について説明してきました。
今回は備えておきたい、もし愛犬が人を噛んでしまった場合の対応です。
もしもの時のために

「うちの子が噛むなんて考えられない」
それがきっと普通だと思います。
でも犬も人と同じように、驚き・恐怖・痛み・体調不良、慣れない環境などで
パニックになってしまうことがあります。
これは「怖い話」ではなく、万が一の備えとして知っておくと安心なことをまとめました。
人を噛んでしまったら
人を噛んでしまったとき、横浜市においてしなければならないことは以下です。
- 飼い犬が人を噛んだとき、飼い主はその事実を知った翌日までに
区役所生活衛生課まで届け出る - 飼い主は咬傷事故を起こした日を0日と考え、2日以内にその犬を獣医師に検診させ、
狂犬病にかかっていない事を確認するための鑑定を受けさせる
…1週間ごとに計3回の診察が必要になります。
狂犬病は発症するまでの期間が長いため、1回の診察では鑑定せず、複数回の診察が必要です。
ポイント:まずは落ち着いて、早めに当院へご相談ください。
他にも

事故はお散歩中や家に遊びにきた客人に怪我をさせてしまう場合だけではなく、
ドッグランでの事故もあります。
例えば…ドッグランで遊ばせていたら他の犬を噛んでしまった。
人に犬が衝突して怪我をさせてしまった。など。
人にぶつかり、転倒、骨折してしまう事故が全国的に報告されています。
こうした場合、飼い主に過失(注意義務違反)が認められれば、
損害賠償の対象になることもあります。
「走る、ぶつかる」は犬に悪気がなくても起こり得ることです。
リードを外す場所だからこそ、目を離さないことが何よりの「備え」になります。
最後に

これは「噛む、噛まない」の問題ではなく、
「誰にでも起こりうる万が一の備え」のお話でした。
どんな子でも、思いがけず驚いたり、怖くなったりする瞬間があります。
知っておくだけで、いざという時に落ち着いて行動できる。
それが大切な備えです。
もし不安なことがあれば、どうぞ病院にも相談してくださいね。





