診察時間
月曜日~土曜日午前 9:00~12:00
 午後 16:00~19:00(最終受付18:30)
休診日:水曜日・日曜日
〒227-0055 神奈川県横浜市青葉区つつじが丘1-14
シニア医療
Senior care
フィル動物病院のシニア医療
Our senior care
シニアのワンちゃん、猫ちゃんに向けた獣医療をご提供する科です。

犬や猫たちは、わずか1年で4~5歳分も歳を重ねると言われています。7歳を超えると、シニア期(中高齢期)に突入し、身体や行動にさまざまな変化が表れ始めます。

ペットの変化に気づき、年齢に合わせたケアを行うことが、動物たちと最後まで健康で、楽しく過ごすために大切です。当院では、病気の治療だけではなく、将来を見越した様々な医療サービスをご提供しています。困っていることや心配ごとなどお気軽にご相談ください。

こんな症状ありませんか?
Have this symptom?

このような症状が見られた場合は、愛犬や愛猫がシニア期の疾患にかかっているまたは、ケアが必要な可能性があります。日常の中でふとした異変を感じた場合には早めにご相談ください。

シニア期によくみられる変化について
About changes commonly seen during seniors
食事の変化
Change of meal
元気で長生きしてもらうためにも、日々の食事は大切です。
とはいえシニアになると代謝や内臓機能の低下、視覚や聴覚の低下により、食欲の低下や食ムラ、食べ好みなど食事の悩みが増えてきます。
また、口腔内の変化により硬いものを避けたり、うまく食べられないなどの変化が見られる子も多いです。お食事でお困りなことがありましたら、当院にご相談ください。その子の好みや体調に合わせたご提案をさせていただきます。
口腔内の変化
Changes in the oral cavity
シニアになると、免疫力の低下により、歯周病など口腔内のトラブルが増えてきます。
歯周病は心臓病や腎臓病など全身に影響を与えるだけでなく、痛みによる元気消失や食欲低下の原因にもなります。
シニアになっても美味しく食べて、健康に過ごすためにも、定期的な口腔内チェックとケアをしてあげましょう。
関節の変化
Change of joint
人と同じようように年を取るにつれて関節に痛みや変形が出てきます。そのため、「できなくなった」と思う行動が増えてきます。
全てが老化による変化とは限らず、中には病気が原因の場合もあります。当院では、より長く快適に1日でも多く過ごしてもらうために、鎮痛薬やサプリメントなどのご提案もさせていただいております。少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。
眼の変化
Change of eyes
犬や猫でも加齢による眼の変化は避けられません。涙機能の低下によるドライアイ(乾性角結膜炎)や涙やけの症状、犬の場合には「白内障」が多く見られます。
また、高血圧が原因の緑内障や網膜剥離などは、痛みや視力低下につながる恐れがあります。犬や猫も視覚から多くの情報を得ており、楽しく安心して日常を過ごすためにも眼はとても大切な役割をしています。気になる変化がありましたら当院までご相談ください。
年齢換算表
Age exchange table

下の表は、犬猫の年齢を人の年齢に換算したものです。愛犬・愛猫の年齢を把握しておくことは、健康管理をしていくうえで大切です。

1カ月 6カ月 1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年
猫・中小型犬 1歳 9歳 15歳 24歳 28歳 32歳 36歳 40歳 44歳 48歳 52歳 56歳 60歳 64歳 68歳 72歳 76歳 80歳 84歳 88歳 92歳 96歳
大型犬     12歳 19歳 26歳 33歳 40歳 47歳 54歳 61歳 68歳 75歳 82歳 89歳 96歳 103歳 110歳 117歳 124歳 131歳 138歳 145歳
成長段階 ベビー~ジュニア期 成長期~成熟期 シニア期~老年期
シニア期によくみられる病気について
About diseases commonly seen during seniors
腫瘍
Tumor
加齢と共に腫瘍はできやすくなります。体の表面にできる腫瘍もあれば、肺・肝臓・骨など異常に気づきにくい臓器にできる腫瘍もあります。
腫瘍は早期発見がとても重要です。お早めにご相談ください。
僧帽弁閉鎖不全症
Mitral valve closure
心臓の僧帽弁が変性、肥厚することで、僧房弁がしっかり閉じなくなる病気です。
主に老犬・高齢犬に多くみられますが、遺伝的に心臓が弱いキャバリア、マルチーズなどの好発犬種では若いうちからみられることがあります。
腎不全
Kidney failure
腎臓の機能障害により体内の老廃物の排泄や水分などの調節に異常が生じます。
全身の臓器にも様々な障害を与えます。腎臓は一度悪くなってしまうと治らないため、病気の早期発見・早期治療が非常に大事です。
甲状腺機能低下症
Hypothyroidism
甲状腺の働きの異常により、甲状腺ホルモンの分泌が低下し、進行すると心臓や腎臓、肝臓や消化器など多臓器に影響を及ぼす病気です。
シニア期の診療について
About medical treatment in the senior period
認知症
Dementia
近年ペットの高齢化に伴い、認知症が増えており、日本犬やその雑種に比較的多くみられます。人間の認知症と似ており、物忘れや徘徊、夜鳴き、昼夜逆転などがみられ、ワンちゃんの心身の負担が増え、生活の質が下がる場合もあります。
また、進行するにつれ、飼主様のご負担も増えてしまうケースも少なくありません。残念ながら特効薬はありませんが、サプリメントやお薬で進行を遅らせることも可能です。また、飼主様が気づかない間に認知症が進行してしまうというケースもあるため、当院ではチェックシートを用いた認知症診断テストも行っております。お気軽にご相談ください。
健康診断
Health check
犬も猫も年を重ねていくとさまざまな体の変化と同時に病気のリスクも高まります。
当院では年齢にあった健康診断を実施しており、高齢犬では年に2回の受診をお勧めしています。春と秋にはお得な健康診断キャンペーンをご用意していますので、そちらもご活用ください。
終末期医療について
About terminal medical care
当院では、生活の質(QOL:クオリティ・オブ・ライフ)の維持向上を目的としたターミナルケアにも対応しています。
病気や老化などにより死期が近づいた動物のために、残された時間をなるべく快適に、穏やかに過ごせるようケアや獣医療をご提案いたします。
WEB予約はこちら
 
Home
Tel
Reserve