診察時間
月曜日~土曜日午前 9:00~12:00
 午後 16:00~19:00(最終受付18:30)
休診日:水曜日・日曜日
〒227-0055 神奈川県横浜市青葉区つつじが丘1-14
皮膚科
Dermatology
フィル動物病院の皮膚科
Our dermatology
皮膚や被毛に関する病気やトラブルを診察する科です。

皮膚トラブルや皮膚病は、一度治っても繰り返してしまうケースや一生の付き合いになってしまうケースも少なくありません。
当院では「症状が出たときに治す」だけでなく、シニアになっても健やかで快適に過ごせる皮膚・被毛をめざし、内服薬のみに頼らず、食事や外用薬、シャンプー療法など様々なご提案をさせていただきます。

治療に反応しない、すぐに再発してしまうなどのセカンドオピニオンもお受けしておりますので、お気軽にご相談下さい

こんな症状ありませんか?
Have this symptom?

このような症状が見られたら、皮膚科の受診を推奨します。人と同様、動物たちも痒みというのはストレスになります。また、皮膚病はQOL(生活の質)にも影響を与え、犬や猫の皮膚病の中には、人にうつるものもあります。少しでも症状が見られる場合は、お早めにご相談ください。

犬によく見られる病気
Found in dogs
犬アトピー性皮膚炎
Dog atopic dermatitis
アトピー性皮膚炎の罹患率は非常に高く、柴犬などの日本系の犬種、マルチーズやシーズー、フレンチブルドッグなどでよくみられます。生後6ヶ月から3歳齢で発症することが多く、症状は体を掻く・なめる、皮膚が赤くなる、毛が抜ける、色素沈着などです。二次的に細菌やマラセチアに感染し(膿皮症など)、症状がひどくなる、食物アレルギーを併発しているというケースも多くあります。アトピー性皮膚炎は、根本的な原因は体質によるもので完全に治癒されることは難しく、生涯にわたる治療が必要なケースがほとんどです。日常生活に支障がないレベルにかゆみなどの不快感を緩和させる治療が中心となり、アレルゲンの回避、炎症を抑えるための内科治療、スキンケアが大切となります。
膿皮症
Pyoderma
犬によく見られる皮膚疾患で、さまざまな原因で皮膚バリアが低下し、細菌感染が起こって発症します。膿皮症はかゆみを伴い、赤みを伴う発疹やかさぶた、脱毛、中心部に白い膿がたまったニキビのような発疹、リング状のフケを伴う発赤などの症状がでます。特に顔まわり、わき、お股まわり、指の間などが起こりやすい部位です。膿皮症はすべての犬種で起こります。特にアレルギー性皮膚炎、甲状腺機能低下症、クッシング症候群などの基礎疾患をもつ犬は発症しやすいため、ジメジメした環境を避け、日頃からのスキンケアで皮膚を清潔に保つことが必要です。基本的な治療は、抗生物質の飲み薬や塗り薬、消毒薬などを使った内科療法や薬用シャンプーを用いたシャンプー療法です。
外耳炎
Otitis externa
外耳炎は、外耳道(耳の入口から鼓膜までの穴)で炎症が起こっている疾患のことをいい、治療を行わないと中耳炎、内耳炎などを引き起こし、さらに症状を悪化させてしまう場合もあります。耳の痒みや痛みから首や耳を振ったり、後肢で耳をかいたり、外耳炎を発症している方の耳を下にして首を傾けたりします。また痛みのため、耳や体を触らせなくなり、攻撃的になることもあります。外耳炎はすべての犬種で起こりますが、特に垂れ耳の犬種、耳毛が多い子やアレルギー疾患を発症している子で多くみられます。ご自宅での誤った耳掃除により悪化させてしまうこともあるため、上記のような症状がある場合や、耳垢がみられる場合には動物病院で診てもらいましょう。
猫によく見られる病気
Found in cats
ノミアレルギー性皮膚炎
Nomiatric dermatitis
猫で多く認められる皮膚疾患で、ノミが寄生し猫の皮膚を咬んだ際のノミの唾液がアレルゲンとなり、アレルギー性皮膚炎を起こすものです。好発部位は尾に近い背中の下側で、激しいかゆみと掻いたり咬んだりすることによる脱毛がみられます。治療はノミ取り剤を用いて予防するとともに、環境中のノミのコントロールも大切になります。また、かゆみが強い場合はかゆみを抑えるためにステロイド治療を行うこともあります。
皮膚糸状菌症
Skin pyrism
皮膚糸状菌とよばれる真菌(カビ)が原因で発症する伝染性の感染症です。全身に起こりうる皮膚疾患で、特に顔、四肢に多く認められます。免疫力の低い子猫や老猫に多く見られ、ほかの病気で免疫力が低下している子も感染しやすくなります。人にも感染する人獣共通感染症なので、お子様や高齢の方は要注意です。皮膚症状として脱毛やフケが認められますが、初期にはほとんど痒みがなく、細菌が感染して膿皮症が併発すると痒みがひどくなります。被毛検査やウッド灯とよばれる特殊なライトを使用したり、真菌培養検査などで診断を行います。治療は、抗真菌薬の内服、軟膏などの外用薬と薬用シャンプーを用いたシャンプー療法です。
皮膚科の検査方法
Dermatology inspection method

治りにくい、繰り返してしまう皮膚病は、同じようにみえても、ダニやノミ、細菌の感染症、アレルギー、ホルモンなど原因は様々で複数重なっていることも多いため、まずは原因をつきとめることが大切です。より適切な治療を行うために、動物の状態に応じて各種検査を実施いたします。

身体検査
Physical examination
皮膚の炎症の程度、皮膚病変の拡がり方、脱毛の程度などを評価していきます。
皮膚検査
Skin test
皮膚スタンプや抜毛・搔把検査といった皮膚検査や培養検査を行い、菌や寄生虫の感染の有無を判断します。
血液検査
Blood test
皮膚病の原因に内分泌疾患が関与していないか、お薬の影響を確認するために血液検査を行います。
追加されることがある検査
Tests that may be added
アレルギー検査
Hormone test
食物アレルギーやハウスダストなどのアレルギーの有無を検査する場合もあります。
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