診察時間
月曜日~土曜日午前 9:00~12:00
 午後 16:00~19:00(最終受付18:30)
休診日:水曜日・日曜日
〒227-0055 神奈川県横浜市青葉区つつじが丘1-14
整形外科
Orthopedic
フィル動物病院の整形外科
Our orthopedic
主に骨や関節を見る診療科です。

手術後の生活を含めたケアを考えられるのが、ホームドクターの強みです。サプリメントや食餌、鍼治療などにも対応します。

ケージ内での絶対安静とともに、消炎剤等の投薬治療や患部の固定が有効な場合も多いです。サプリメントや鍼治療を合わせる場合もあります。改善がみられない・重篤な場合には手術を行います。手術の場合には、症状の程度に合わせて複数の手技を組み合わせた適切な手術を行います。

整形外科の病気は早期の診断と早期の治療を行うことで、悪化を防ぐことも可能です。気になる症状が現れた場合は、お早めに診察におこしください。

こんな症状ありませんか?
Have this symptom?

このような症状が見られた場合は、整形外科の疾患の可能性が疑われます。整形外科疾患は動物たちのQOL(生活の質)に大きく関わります。軽度の場合は無症状の子もいます。また、脱臼してしまっても肢を伸ばして自分で治し、何もなかったかのように歩きだす子もいます。しかし、年をとった際に変形性関節炎になることもあるので、十分な注意が必要です。日常の中でふとした異変を感じた場合には早めにご相談ください。

よく見られる病気について
About common diseases
骨折
Fracture

落下やジャンプ後の着地失敗時などに骨折することがあります。特に小型犬で多いです。骨折の状態により、プレートを用いた整復かピンや創外固定という方法での整復などを行います。

※処置が遅れると骨がつかなくなってしまう(療合)こともあるので、早めの処置が大切です。

膝蓋骨脱臼
Patella dislocation
膝蓋骨とは膝のお皿のことで、この骨が脱臼すると痛みがでたり、跛行することがあります。生まれつきお皿が浅く外れやすい子もいますが、落下したり転んだりすることで外れることもあります。
椎間板ヘルニア
Disc herniation

背骨と背骨の間にある椎間板(クッションの役目をする)が硬くなり、神経を圧迫して痛みや麻痺の起こる病気です。後肢のふらつき、痛みなどの症状がみられ、進行すると歩くことができなくなります。

なりやすい犬種ダックスフント・コーギー・ビーグル・シーズーなど

その他のよくみられる整形外科疾患
・前十字靭帯断裂 ・レッグペルテス病 ・股関節脱臼 ・股関節形成不全 ・脛骨形成不全
整形外科の検査方法
Surgery inspection method

動物たちは不調を直接訴えられず、症状が分かりづらいこともあるため、各種検査を適切に行うことが必要です。各種検査により脳・脊髄などの神経異常が疑われる場合にはMRIやCT検査が必要になる場合があります。

身体検査
Physical examination
一般身体検査を行った後、触診で痛みの部位を探したり、視診で歩き方や姿勢を診る整形学的検査を行っていきます。神経学的検査では脳や脊椎、末梢神経の異常がないかを確認します。
レントゲン
X-ray
レントゲン検査では骨や関節、関節液の量を観察します。骨折線や異常な関節像を描出するために時には鎮静が必要になる場合もあります。
血液検査
Blood test
痛みの原因に内臓の異常や炎症が関わっていないかを確かめるために行います。
追加されることがある検査
Tests that may be added
エコー検査
Echo test
超音波診断装置を用いて、関節や骨の表面の観察をおこないます。レントゲン検査では見逃されるような微細な変化を観察します。腱や靭帯を観察することもあります。
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