診察時間
月曜日~土曜日午前 9:00~12:00
 午後 16:00~19:00(最終受付18:30)
休診日:水曜日・日曜日
〒227-0055 神奈川県横浜市青葉区つつじが丘1-14
予防医療
Prevention
フィル動物病院の予防医療
Our prevention
ワンちゃん、ネコちゃんとの健やかな生活のために、病気の予防はとても大切です。

動物は人間と同じく様々な病気をしますが、現代では「予防医療」の発達により、多くの病気を未然に防ぐことができるようになりました。

ワクチンの接種、フィラリアやノミ・ダニ予防、避妊・去勢手術などが予防医療にあたります。動物たちの寿命を健康的に延ばしてあげるためには、予防医療はとても大切です。当院では、ご家族のニーズや生活スタイルに合わせた予防方法をご提案させて頂きます。他にも予防のことで何かご不明な点などございましたら、お気軽にご相談ください。

予防接種
Vaccination

ワクチン接種の注射の役割は、「命に危険を及ぼす可能性のあるさまざまな感染症を防ぐこと」です。年1回の予防注射(ワクチン接種)で恐ろしい伝染病から動物たちを守りましょう。

混合ワクチン
Mixed vaccine

ウィルス・細菌による伝染病予防の注射です。ワクチンによって得られた抗体は徐々に減少していくため、大人になった後も、定期的な継続接種が必要となります。当院では、高齢である、基礎疾患があるなどにより接種が不安な方のために、抗体価検査にも対応しています。

予防できる病気
ワクチンで予防できる病気6種ワクチン8種ワクチン
犬ジステンパー
犬アデノウイルス2型感染症
犬伝染性肝炎
犬パラインフルエンザ
犬パルボウイルス感染症
犬コロナウイルス感染症
犬レプトスピラ感染症黄疸出血型-
犬レプトスピラ感染症カニコーラ型-
ワクチンで予防できる病気3種ワクチン4種ワクチン
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症
猫汎白血球減少症
猫白血病ウイルス感染症-
狂犬病ワクチン(犬)
Rabies vaccine

狂犬病は、犬だけでなく、人を含む他の哺乳動物にも感染し、致死率は100%という非常に恐ろしい病気です。非常に感染力が強いため、日本では飼い犬の登録と年に1回の接種が義務付けられています。子犬では混合ワクチン接種終了1ヶ月後に接種を行い、以降1年に1回の接種を行います。

横浜市内にお住まいの方は、当院で飼い犬登録や注射済票の交付代行が可能です。

寄生虫予防
Parasitic prevention

寄生虫は動物たちの健康を害するだけでなく、動物たちを介して人間にも寄生し、深刻な健康被害をもたらす可能性があります。共に健やかな生活を送れるよう、定期的な予防・駆虫を行いましょう。

フィラリア予防(犬・猫・フェレット)
Philaria prevention
蚊にさされることによってフィラリア(犬糸状虫)が体内に入り込み、心臓や肺に寄生することで起こる病気です。一旦かかると治療が難しく、命に関わる重篤な感染症なので、予防が最重要となります。フィラリアは猫、フェレットにも感染することが分かっています。室内で飼われている場合でも、毎月1回の投与で予防をしてあげましょう。当院では、確実な予防のため通年予防をお薦めしています。
ノミ・ダニ予防(犬・猫)
Fleas and mites prevention
ノミ・ダニは犬や猫の皮膚に寄生し、かゆみ、皮膚病の原因をつくります。ノミは13℃以上で十分繁殖できるため、1年中予防をする必要があります。
また、マダニは、人間に対して「SFTS(重症熱性血小板減少症)」という病気を媒介することが全国で報告されています。毎月1回の投与で予防しましょう。
内部寄生虫予防(犬・猫)
Internal parasite prevention
回虫、条虫、爪実条虫などのお腹に寄生する寄生虫は人にも感染することがあります。3ヶ月に1度、駆虫薬の投与をお勧めします。
ネコちゃんの場合には、フィラリア症やノミ・ダニ予防と同時で駆虫ができるオールインワンタイプのスポットオンタイプのお薬もあります。
避妊・去勢手術
Contraceptive / castration surgery

動物も人間と同じく生殖器の様々な病気をします。避妊・去勢手術を受けることでこれらの疾患の予防ができ、発情期の行動での飼い主様のストレスも軽減できます。また、望まない妊娠出産を防ぐためにも、避妊・去勢手術で予防を行うことをお勧めします。

フィル動物病院の避妊・去勢手術
Our contraceptive / castration surgery
糸を使わない手術

近年、血管を結ぶ時に使う糸に反応して肉芽腫というしこりができるという報告が増えています。当院では、超音波乳化装置という器具を用いて、糸を使わずに血管を結紮しています。また電気メスなどの手術用機器を導入しており、安全な止血と手術時間の短縮により負担の少ない手術を行うことが可能です。

痛みのケアについて

当院では動物の安全ために、手術前検査で健康状態を確認してから手術を行い、麻酔中も各種モニターを見ながら麻酔、疼痛管理を行っています。また、痛みによる精神的・肉体的なストレスの軽減、より早い回復ができるよう鎮痛剤も積極的に使用し、痛みの少ない手術を心がけています。

こんな病気の予防になります
Prevent such a disease

♀…子宮蓄膿症、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍
♂…前立腺の病気、精巣腫瘍、肛門周辺の腫瘍

病気の予防だけでなく、発情期の行動(出血、猫の発情期の鳴き声、攻撃性の低下、マーキングなど)によるトラブルの軽減にも役立ちます。

避妊・去勢手術の時期
Time for contraceptive / castration surgery

当院では生後6ヶ月以降の手術をお勧めしています。初回発情前に避妊手術を行った場合、乳腺腫瘍の発生率を0.05%まで抑えることができます。また雄は、本能的行動が現れる前に去勢手術を行うことで、スプレー(猫)やマーキング(犬)癖がつきにくくなります。

避妊・去勢手術の流れ
Flow of contraceptive / castration surgery
診察
Consultation
視診・聴診・触診を行い、全身状態の確認を行います。
麻酔前の検査

(血液検査、胸部レントゲン検査)

Preoperative examination
安全に麻酔がかけられるかどうかを年齢に応じた手術前検査(血液検査、レントゲン検査など)を行い判断します。麻酔前の検査はご予約不要です。診察時間にいらしてください。検査で問題がないことが確認できましたら、手術のご予約をお取りします。
手術当日
Day of treatment
前日の夜以降は絶食、朝8時からは絶水のうえ、午前中(10時頃まで)にご来院ください。夕方飼い主様からお電話を頂き、手術の様子、麻酔の覚め具合をお伝えします。基本的に1泊入院、翌日帰宅となります。
※猫の去勢(男の子)の場合、当日帰宅
術後翌日
The next day after surgery
血液検査を行い、問題がなければ10時以降の退院となります。傷口を舐めないように、エリザベスカラーやエリザベスウェアを着用しての退院となります。(エリザベスカラーやエリザベスウェアは抜糸まで着用してください)
術後3~4日
3-4 days after surgery
傷口のチェック、消毒にお越し下さい。
術後約1週間
About one week after surgery
抜糸を行います。手術翌日の血液検査で異常があった場合、再検査を行います。
避妊・去勢手術の料金表
Price list for contraception and castration surgery
手術・検査項目料金
麻酔前検査(血液検査、胸部レントゲン検査)17,930円~
去勢手術 犬♂39,600円~
去勢手術 猫♂33,000円~
避妊手術 犬♀52,800円~
避妊手術 猫♀52,800円~

体重により、料金は変動します。

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